新NISA|50歳から毎月5万円の投資でいくらたまる?
NISAはお得なのか?正解は超お得です!NISAという名称に惑わされず簡単に説明いたしますと、投資などで利益が出た、株を購入したら1.5倍の評価額になったので換金!
このとき、利益には、必ず税金がかかります。課税制度です。
株式投資で考えてみましょう。
100万円で購入した株が110万円になり、10万円の利益が出た。
株式投資の課税額は、基本的には配当金と譲渡益それぞれに所得税15%と、住民税5%、合わせて20%の税金がかかります。
これに復興特別所得税が加わり、合計20.315%の税金がかかることになります。10万円の利益の2割分は、税金として納める必要があります。
100000×20%=20000円、10万円の利益が出ても8万円しか貰えまいのです。
【新NISAで積立】50歳から「毎月5万円」投資、65歳でいくら見込める?
利回り1%~5%でシミュレーション15年間
新NISA
積み立て投資枠 | 成長投資枠 | |
年間投資枠 | 120万円 | 240万円 |
非課税保有期間 | 無期限 | 無期限 |
非課税保有限度額 (総枠) |
1800万円 | |
1800万円 | 1200万円(内数) | |
口座開設期間 | 恒久化 | 恒久化 |
投資対象商品 | 上場株式・投資信託等 |
下記の表【運用利回り別】月5万円の積立投資を続けた場合の15年後の資産評価額 運用利回り:資産評価額(元本部分は900万円)です。
投資額と期間 | 15年後の資産評価額 運用利回り | 複利効果が表れている |
元本部分は900万円、月5万円の積立投資を続けた場合 | 年率1% | 970万6000円 |
年率2% | 1048万6000円 | |
年率3% | 1134万9000円 | |
4% | 1230万5000円 | |
年率5% | 1336万4000円 |
年率2%での運用は決して難しい数字ではありません。安定型のファンドでも十分に目指せる水準です。 月5万円の積立投資で、5年後に1000万円以上の資産ができる可能性があることが分かります。
NISA口座の配当金を非課税にするには、配当金の受取方式を「株式数比例配分方式」にする必要があります。NISA口座の配当金の受取を控えている人は、非課税で配当金を受け取るために、証券会社の決められた期日までに、配当金の受取方式を「株式数比例配分方式」に変更しておきましょう。
NISAの配当金を非課税で受け取る方法
非課税にならない配当金の受取方法
配当金の受取方法を以下のいずれかに設定になっていると、NISAで買付けた株であっても、配当金は非課税にならないので注意しましょう。
- 配当金領収証方式
(ゆうちょ銀行等及び郵便局で受け取る方式) - 登録配当金受領口座方式・個別銘柄指定方式
(指定の銀行口座で受け取る方式)
株式数比例配分方式の設定方法
SBI証券の設定方法
- マイページにログイン後、口座管理画面を開く
- 「お客様情報・設定・変更」へ進み「お取引関連・口座情報」の「配当金受領サービス」で配当金の受取方法を確認
- 「変更」ボタンを押下し、「配当金受領方法選択」画面で、「株式数比例配分方式」への変更手続きを行う
- 「申込が必要なお取引(信用、先物・オプション、FXなど)」の国内株式「配当金受取方法」を選択
楽天証券の設定方法
- マイページにログイン後、マイメニューに進む
- 「申込が必要なお取引(信用、先物・オプション、FXなど)」の国内株式「配当金受取方法」を選択
- 「国内株式配当金受取方法・ほふり(証券保管振替機構)登録情報」で配当金の受け取り方法を確認
- 「変更」ボタンを押して、「株式数比例配分方式」を選択
NISAでは、配当金の受取方法を「株式数比例配分方式」に設定しておけば、自動的に、配当金が証券会社の口座に振り込まれます。
証券会社から、自分の銀行口座への出金手続きを行えば、配当金を引き出すことも可能です。なお、出金方法は、通常の証券会社での出金手続きと同じです。また、確定申告などの手続きも必要なく、配当金は、すべて非課税となります。