「真夜中に、蛇口から水がポタポタ止まらない…」「朝起きたら、トイレが完全に詰まってる!」。
こんな、いつ起こるか分からない水回りのトラブル。焦ってどこに連絡すればいいか分からず、不安になった経験はありませんか?
「本当にすぐ来てくれるのかな?」「ぼったくられたらどうしよう…」
そんなあなたの不安を解消するため、この記事では24時間対応の水道修理業者をどう選べば良いのか、そして信頼できる業者を見つけるためのポイントを、水道修理のプロが徹底的に解説します。
この記事を読めば、もう水回りの緊急事態で慌てることはありません。安心・安全な業者に依頼するための知識を身につけて、もしもの時に備えましょう。
1.お風呂のトラブル
お風呂の排水口が詰まった
お風呂を使う際、一番気をつけなければならないのが排水口の詰まりです。排水口が詰まると、お湯が溜まり、シャワーを浴びるのが困難になります。また、水が溜まったままだと、カビやぬめりの原因にもなります。
排水口が詰まった原因としては、髪の毛が詰まっていることが最も多いでしょう。毎回のお風呂で抜け落ちる髪の毛が少しずつ溜まり、いつの間にか排水口をふさいでしまうのです。また、石けんカスや皮脂の固まりも詰まりの原因となります。
排水口の詰まりを解消するには、まず排水口に溜まったゴミを取り除く必要があります。へラやワイヤーを使って、詰まりを押し出すのが一般的な方法です。それでも解消できない場合は、排水口に重曹を入れてから熱湯を流し込むと、重曹の力で詰まりが溶けて流れ出すことがあります。
定期的な清掃も大切です。排水口の詰まりを防ぐには、お風呂掃除の際に排水口のごみを取り除く習慣をつけましょう。排水口用の洗浄剤を使ったり、ブラシで丁寧に掃除することで、詰まりのリスクを低くできます。
お風呂は毎日使う大切な空間です。排水口の詰まりに気をつけて、いつでも快適にお風呂に入れる環境を保ちましょう。
トラブルの内容:
お風呂の排水口が詰まっているため、水がスムーズに流れなくなっています。シャワーを浴びる際には、排水口から水があふれてしまう状態です。
症状:
- 水が溜まって排水口からあふれる
- シャワーを浴びる際に水がたまる
対処方法:
- 排水口のフタを取り外す: まず、排水口のフタを取り外して中を確認します。フタは通常、手で簡単に外せます。
- ゴミや髪の毛を取り除く: 排水口にゴミや髪の毛が詰まっている場合、取り除きます。長いピンセットやワイヤーを使って、詰まりを取り除くことができます。
- 排水口クリーナーを使用する: 排水口クリーナーを購入し、指示通りに使用します。これは排水管内の詰まりを解消する効果があります。
- プロの業者に相談する: 自分で解決できない場合は、プロの業者に相談することをおすすめします。
以上の対処方法を試してみてください。もし解決しない場合は、プロの業者に相談してみてください。
お風呂の水が抜けない!
お風呂を身体を洗った後、シャワーを浴びて最後の仕上げ…そう思って、排水栓を抜いたら、なんと水が抜けない!これはお風呂を使う人にとって最悪のトラブルです。
水が抜けない原因は主に2つあります。1つ目は排水口が詰まっていることです。髪の毛やゴミ、石鹸カス、皮脂など、お風呂を使う度に排水口に溜まっていく汚れが詰まりの元となります。2つ目は排水管の詰まりです。排水管にもゴミが溜まっていく上、老朽化によりヌメリなどが蓄積し、排水不良を招くのです。
このトラブルへの対処法としては、まず排水口周辺の掃除を行うことが大切です。ヘラやワイヤーブラシで排水口内のゴミを取り除きましょう。それでも改善されない場合は、重曹と熱湯で排水口と排水管の洗浄を試みます。重曹に酢を加えると化学反応で泡が発生し、さらに強力に詰まりを解消することができます。
それでも水が抜けない最悪の場合は、排水管の高圧洗浄や配管トラブル業者の手を借りるしかありません。定期的なお手入れを怠ると、結局は業者に頼らざるを得なくなってしまうのです。
お風呂の水が抜けないトラブルは、早めの対処が何より大切です。日頃からお風呂掃除を心がけ、排水口やぬめりの除去に気をつければ、このようなトラブルを未然に防げるはずです。
トラブルの内容:
お風呂の排水口が詰まっているため、水がスムーズに抜けなくなっています。シャワーを浴びる際には、排水口から水があふれてしまう状態です。
症状:
- 水が溜まって排水口からあふれる
- シャワーを浴びる際に水がたまる
対処方法:
- 排水口のフタを取り外す: まず、排水口のフタを取り外して中を確認します。フタは通常、手で簡単に外せます。
- ゴミや髪の毛を取り除く: 排水口にゴミや髪の毛が詰まっている場合、取り除きます。長いピンセットやワイヤーを使って、詰まりを取り除くことができます。
- 排水口クリーナーを使用する: 排水口クリーナーを購入し、指示通りに使用します。これは排水管内の詰まりを解消する効果があります。
- プロの業者に相談する: 自分で解決できない場合は、プロの業者に相談することをおすすめします。
お風呂の蛇口から水が出ない
あなたは今夜のお風呂を楽しみにしていたはずです。しかし、蛇口をひねっても一向に水が出てこない!これはお風呂を楽しむ人にとって最悪のトラブルですよね。
蛇口から水が出ない原因はいくつか考えられます。
-
水栓内部の詰まり
長年の使用により、水栓内部にゴミや汚れが付着し、通水路が詰まってしまうことがあります。髪の毛やカルキ臭い水あかなどが主な原因です。 -
配管トラブル
水栓そのものではなく、壁の中の配管に詰まりや漏れがあると、その先の蛇口から水が出なくなります。老朽化した配管が原因の場合が多いでしょう。 -
メンテナンス不足
定期的な水栓の分解掃除や配管の点検を怠っていると、どんどん詰まりやすくなっていきます。
この問題に対処するには、まず水栓の掃除から始めましょう。水栓を分解し、ブラシやワイヤーを使って内部の詰まりを除去します。それでも改善されない場合は、水栓本体や配管に手を加える必要があります。
自分で直せる方は水栓の交換や配管の高圧洗浄を、自信がない方は専門業者に依頼するのが賢明です。水まわりのトラブルは放置すれば修理費用がかさむだけでなく、水漏れの原因にもなりかねません。
お風呂は毎日の疲れを癒やす大切な空間です。蛇口から水が出ないトラブルに早めに気づき、適切な対処をすれば、いつでも快適なお風呂タイムを過ごせます。
緊急時の対処法
湯沸かし器でお湯をつくる
スポーツクラブや銭湯に行く
ドライシャンプーや体拭きシートを利用する
バッテリー式ポータブルシャワーを手に入れる
お風呂の給湯器が故障した
寒い季節には特に、お風呂に入るたびに給湯器の大切さを実感します。しかし、給湯器が故障すると温かいお湯が出なくなり、快適な入浴ができなくなってしまいます。
給湯器が故障する主な原因は、以下の3点が考えられます。
-
経年劣化
給湯器は消耗品のひとつで、使用年数が経つにつれ徐々に劣化していきます。通常は10年程度が目安とされています。 -
不備な施工
給湯器や配管の設置が不適切な場合、劣化が早まったり、故障しやすくなったりします。 -
メンテナンス不足
定期的な点検やお手入れを怠ると、早期に故障の恐れがあります。
給湯器が故障すると、異音や着火不良、温度の変化など、様々な症状が出ます。最悪の場合は一切お湯が出なくなってしまいます。
故障した際の対処法は、自分で直せる方は給湯器の分解掃除を試みるとよいでしょう。しかし、給湯器は高価な設備ですし、修理を誤ると二次災害の危険もあります。そのため、できれば早めに専門業者に修理を依頼するのが賢明です。
快適なお風呂は生活の質を高める大切な要素です。給湯器の定期的な点検や交換を心がけ、いつまでも安全で快適なお風呂タイムを過ごしましょう。
緊急時の対処法
スポーツクラブや銭湯に行く
ドライシャンプーや体拭きシートを利用する
バッテリー式ポータブルシャワーを手に入れる
2.トイレのトラブル
トイレは家庭内で最も使用頻度が高く、トラブルが発生すると日常生活に大きな支障をきたします。特に深夜や早朝にトラブルが起こると、家族全員が困ってしまいます。ここでは、よくあるトイレトラブルの症状と対処法について詳しく解説します。
トイレが詰まった
トイレの詰まりは最も頻繁に起こるトラブルの一つです。特に以下のような状況で発生しやすくなります。
主な原因
- トイレットペーパーの大量使用
- 異物の誤投入(おむつ、生理用品、おもちゃなど)
- 便の量が多すぎる場合
- 配管の老朽化による流れの悪化
応急処置方法
-
ラバーカップ(すっぽん)を使用
- 便器の排水口にラバーカップを密着させる
- ゆっくりと押し込み、勢いよく引き上げる
- 5〜10回程度繰り返す
-
お湯を使った方法
- 50〜60℃のお湯をバケツで便器に注ぐ
- 高い位置から勢いよく注ぐのがポイント
- 30分程度放置してから流してみる
専門業者に依頼すべきケース
- 上記の方法で解決しない場合
- 異物を落とした場合
- 配管の奥で詰まっている可能性が高い場合
- 集合住宅で階下への影響が心配な場合
トイレの水が止まらない
水が止まらないトラブルは、水道料金の急激な上昇につながるため、迅速な対応が必要です。
症状別の原因と対処法
タンク内で水が止まらない場合
- フロートバルブの不具合:ゴム製のバルブが変形・劣化している
- 浮き球の異常:浮き球が引っかかっている、または破損している
- チェーンの問題:チェーンが絡まっている、長すぎる・短すぎる
応急処置
- トイレタンクの蓋を開ける
- 浮き球を手で持ち上げて水が止まるか確認
- フロートバルブが正しい位置にあるか確認
- チェーンの長さを調整
便器から水があふれる場合
これは緊急事態です。すぐに以下の対応を行ってください。
- 止水栓を閉める(トイレ脇の床や壁にある栓)
- 電気系統に水がかからないよう注意
- 即座に専門業者に連絡
トイレの水が流れない
水が流れないトラブルは、衛生面で大きな問題となります。
考えられる原因
- 給水の問題:断水、給水管の凍結、止水栓の閉鎖
- タンク内の部品故障:レバーの破損、チェーンの切れ、フロートバルブの不具合
- 電気系統の問題(温水洗浄便座の場合):電源の不具合、基板の故障
確認手順
-
他の蛇口から水が出るか確認
- 出ない場合:断水または給水管の問題
- 出る場合:トイレ専用の問題
-
タンク内の水位確認
- 水がない場合:給水系統の問題
- 水があるのに流れない場合:排水系統の問題
-
レバーの動作確認
- レバーが空回りする場合:内部機構の破損
応急処置
- バケツで水を便器に直接注ぐ(一時的な対処)
- タンク内に直接水を補充して流す
トイレの配管が破損した
配管破損は最も深刻なトラブルの一つで、水漏れによる建物への被害が懸念されます。
破損の兆候
- 床や壁の水染み:見えない部分での配管破損
- 異臭の発生:排水管の破損による下水の匂い
- 水道料金の異常な増加:見えない水漏れが続いている
- 床のふわつき:長期間の水漏れによる床材の劣化
緊急対応手順
- 止水栓を即座に閉める
- 電気のブレーカーを切る(安全のため)
- 水をタオルや容器で受ける
- 管理会社・大家さんに連絡(賃貸の場合)
- 専門業者に緊急連絡
予防のための日常点検
- 月1回の目視点検:配管周りの水染み、サビ、変色をチェック
- 水道料金の定期確認:異常な増加がないか確認
- 異音や異臭の早期発見:普段と違う音や匂いに注意
修理費用の目安
- 給水管の部分交換:15,000円〜30,000円
- 排水管の修理:20,000円〜50,000円
- 床下配管の全面交換:50,000円〜100,000円以上
配管破損は放置すると被害が拡大し、修理費用も高額になります。少しでも異常を感じたら、すぐに専門業者による点検を受けることをお勧めします。
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3.キッチンのトラブル
キッチンは毎日の料理や食器洗いで最も使用頻度が高い水回りです。油汚れや食材カスが原因となるトラブルが多く、放置すると衛生面での問題も発生します。特に年末年始やお盆などの調理が集中する時期にトラブルが起こりやすく、緊急対応が必要になるケースも少なくありません。
キッチンの排水口が詰まった
キッチン排水口の詰まりは、日常の使用方法が大きく影響するトラブルです。早期発見・早期対処が重要になります。
詰まりの段階別症状
- 軽度:水の流れが遅くなる、排水時に音がする
- 中度:水が溜まるようになる、泡が逆流する
- 重度:水が全く流れない、悪臭が発生する
主な原因
- 油脂の蓄積:料理で使用した油が冷えて固まり配管内に付着
- 食材カスの堆積:野菜の皮、ご飯粒、麺類などの蓄積
- 洗剤カスの固着:石鹸や洗剤が油脂と結合して塊を形成
- 異物の投入:スプーンなどの食器、スポンジの欠片
段階別対処法
軽度の詰まり
-
熱湯を使った方法
- 70〜80℃のお湯を排水口にゆっくり注ぐ
- 油脂を溶かして流す効果が期待できる
- 週1回程度の予防としても有効
-
重曹とクエン酸の使用
- 重曹100g を排水口に入れる
- クエン酸50g を上からかける
- 30分程度放置後、熱湯で流す
中度の詰まり
-
市販のパイプクリーナー使用
- 液体タイプを規定量使用
- 指定時間放置(通常30分〜1時間)
- 大量の水で十分に流す
-
ワイヤーブラシでの物理的除去
- 排水トラップを外して直接清掃
- 配管内にワイヤーブラシを挿入
- 詰まりの原因を直接除去
重度の詰まり
この段階では専門業者への依頼を強く推奨します。
- 高圧洗浄機による配管清掃が必要
- 排水管自体の交換が必要な場合もある
- 階下への影響を避けるため迅速な対応が重要
キッチンの蛇口から水が出ない
キッチンの蛇口トラブルは、料理や食器洗いができなくなるため生活への影響が深刻です。
症状別の原因と対処法
全く水が出ない場合
- 断水の可能性:他の蛇口も確認して判断
- 給水管の凍結:冬季に多発、蛇口周辺が異常に冷たい
- 止水栓の閉鎖:シンク下の止水栓が閉まっている
- 給水管の破損:水道メーターが回り続けている
水圧が弱い・断続的に出る場合
- 蛇口内の汚れ・詰まり:フィルターやスパウト内の堆積物
- 配管内のエア噛み:工事後などに発生しやすい
- 給水管の部分的な詰まり:サビや石灰分の蓄積
対処手順
-
他の蛇口での確認
- 洗面所、浴室の蛇口から水が出るかチェック
- 出ない場合:断水または宅内の給水管トラブル
- 出る場合:キッチン専用のトラブル
-
止水栓の確認
- シンク下の止水栓が開いているか確認
- 時計回りで閉、反時計回りで開
- 少しずつ開いて水圧を調整
-
蛇口の分解清掃
- スパウト(吐水口)を外して内部清掃
- フィルターがある場合は取り出して洗浄
- カルキや汚れを歯ブラシで除去
緊急時の代替手段
- 他の蛇口からバケツで水を汲む
- ペットボトルの水を活用
- 近隣への協力依頼(一時的な対処)
4.洗面所のトラブル
洗面所は朝晩の身支度や手洗いなど、生活の基本的な動作に欠かせない場所です。髪の毛や石鹸カス、化粧品などが原因となるトラブルが多く、特に家族が多い家庭では使用頻度が高いため故障のリスクも高まります。狭いスペースでの作業が多いため、トラブル発生時の対処も慎重に行う必要があります。
洗面所の排水口が詰まった
洗面所の排水口詰まりは、毎日少しずつ蓄積される汚れが原因となることが多く、気付いた時には重症化しているケースが珍しくありません。
洗面所特有の詰まりの原因
- 髪の毛の蓄積:洗髪時やブラッシング時に落ちる髪が絡み合う
- 石鹸カス・シャンプーカス:洗剤類が髪の毛と結合して塊を形成
- 化粧品の残留:ファンデーション、日焼け止めなどの油分
- 歯磨き粉の蓄積:ミント成分やフッ素が固着しやすい
- 小さな異物:コンタクトレンズケース、アクセサリーの落下
症状の進行段階
- 初期段階:水の流れが若干遅くなる、泡が残りやすい
- 中期段階:水が溜まるまでに時間がかかる、ゴポゴポ音がする
- 末期段階:水が全く流れない、悪臭が発生、逆流が起こる
段階別対処法
初期段階の対処
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髪の毛の手動除去
- 排水口のゴミ受けを外す
- 目に見える髪の毛を手やピンセットで除去
- 排水トラップ内も確認して清掃
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石鹸カスの溶解
- 40〜50℃のお湯を排水口にゆっくり注ぐ
- 石鹸カスを溶かして流れを改善
- 週1回程度の予防的清掃として有効
中期段階の対処
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重曹とクエン酸による清掃
- 重曹大さじ3杯を排水口に入れる
- クエン酸大さじ1杯を追加
- 泡立ったら30分放置後、熱湯で洗い流す
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市販の排水口クリーナー使用
- 液体タイプのパイプクリーナーを使用
- 製品の指示に従い適切な量と時間で処理
- 洗面所用の弱アルカリ性製品を選択
末期段階の対処
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ラバーカップ(すっぽん)の使用
- 洗面台専用の小型ラバーカップを使用
- オーバーフロー穴をタオルで塞ぐ
- ゆっくり押し込んで勢いよく引き上げる
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ワイヤーブラシによる物理的除去
- 排水トラップを完全に分解
- 細いワイヤーブラシで配管内を清掃
- 頑固な詰まりを直接取り除く
専門業者依頼の目安
- 上記の方法で改善しない場合
- 配管の奥深くでの詰まりが疑われる場合
- 複数箇所で同時に詰まりが発生した場合
- 集合住宅で他の住戸への影響が心配な場合
洗面所の蛇口から水が出ない
洗面所の蛇口トラブルは、朝の身支度に大きな影響を与えるため、迅速な対応が求められます。
症状別の原因分析
完全に水が出ない場合
- 給水管の凍結:冬季に洗面所が寒い場合に発生
- 止水栓の問題:洗面台下の止水栓が閉じている
- 断水:地域的な給水停止、工事による一時停止
- 給水管の破損:見えない部分での配管損傷
水圧が弱い・断続的な場合
- エアレーター(泡沫器)の詰まり:蛇口先端の部品に汚れが蓄積
- 蛇口内部の不具合:カートリッジやパッキンの劣化
- 給水管内の部分的詰まり:サビや石灰分による流路狭窄
お湯だけ・水だけ出ない場合
- 混合栓の内部故障:温調カートリッジの不具合
- 給湯器のトラブル:お湯側のみの問題
- 配管の部分的な問題:給湯・給水どちらか一方の配管トラブル
対処手順
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基本確認事項
- 他の蛇口(キッチン、浴室)での水の出方を確認
- 給湯器の動作状況をチェック
- 近隣での断水情報を確認
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洗面台下の点検
- 止水栓が開いているか確認(反時計回りで開)
- 給水・給湯の両方の止水栓をチェック
- 配管周辺に水漏れがないか確認
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蛇口の清掃・調整
- エアレーターを外して内部を清掃
- 古い歯ブラシで汚れやカルキを除去
- ワッシャーやOリングの状態も確認
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凍結が疑われる場合
- 蛇口周辺にタオルを巻いて温める
- ドライヤーの温風を当てる(金属部分のみ)
- 室温を上げて自然解凍を待つ
洗面所の配管が破損した
洗面台下の収納を開けると、床が濡れている、異臭がする、といった場合は、配管が破損している可能性があります。特に、収納スペースに物を詰め込んでいるご家庭では注意が必要です。
配管の破損原因で多い事例
- 収納物による接触や衝撃: 洗面台下の収納は、洗剤やシャンプーのストックなど、重いものを入れることが多いため、物の出し入れの際に誤って配管にぶつけてしまい、ひび割れや破損を引き起こすことがあります。
- 経年劣化: 長期間の使用により、配管やパッキンが劣化してひび割れ、水漏れの原因となることがあります。特に、つなぎ目のパッキンは経年劣化しやすい部分です。
- 凍結: 寒冷地では、配管内の水が凍って膨張し、配管が破裂することがあります。
自分でできる対処法
配管の破損に気づいたら、まずは止水栓を閉め、水の供給を止めましょう。 そして、漏れている箇所にタオルやバケツを置き、水の被害が広がらないようにしてください。配管の破損は専門的な知識と技術が必要なため、自己判断で修理しようとせず、早急に専門業者に連絡することが最も重要です。